第2回
日時:平成9年10月25日(土) 午後7時
場所:歯学部附属病院第二会議室
講師:東北大学歯学部予防歯科学講座 小澤 雄樹 先生(9回生)
演題名:「初期う蝕についての臨床経験を教えて下さい」
<抄録>
近年、接着性レジンの発達が目覚ましく、初期う蝕の治療法にも変革が起きています。すなわち、Blackの窩洞によらない窩洞形成法が普及しはじめました。さらに、フッ素によるう蝕抑制効果の確認、う蝕活動性試験の見直しなどにより、う窩が形成される以前のう蝕に注目が集まっています。これらの研究によって、従来の初期う蝕の診査方法、治療方法を再考する必要が生じてきました。
そこで、本セミナーでは、新たに構築しなければならない初期う蝕の診査方法、治療方法について、多くの臨床経験をお持ちの先生方から貴重なアドバイスをお伺いしたいと思います。
<概要>
実質欠損を伴わない初期う馳を観察すると、良く管理された状態ではう蝕が進行せず、現状維持できることがわかってきた。それに伴って、これまでのう蝕の診査方法を再考し、フッ素によるう蝕抑制などを用いるう蝕管理が重要になってきた。充填修復中心のう蝕治療から、早期のう蝕管理へと移行する必要性があるのではないだろうか。
